60stars astrology
By Tokyo-Tanuki
60スター西洋占星術 シーズン6
日本語版
120 未来予測の方法を知ろう シーズン6の3 西欧編 メッテルニヒその2
1. さてメッテルニッヒさんです。V=3.75です。
貴族や王族は失業というものがないので、また、逮捕されることもあまりないので、浮き沈みは分かりにくいのですよ。
でも、この方は、案外わかりやすいので、今回紹介しますね。
メッテルニッヒさんはオーストリアの外務大臣としての初仕事は、ナポレオンとマリールイーズさんの結婚を画策することでした
が、この辺の、ナポレオン側に就いたりつかなかったりの離れ業は長くなるので省略します。
このあたりはメッテルニッヒさんのてんびん座時代ですね。てんびんという言葉がまさにピッタリの外交術でした。
ここでは、ウイーン会議から説明します。
このとき、メッテルニッヒさんは42歳、太陽はネイタルのさそり座に入ります。なかなか話がまとまりませんでしたが、ナポレオンの100日天下のおかげで皆が妥協し(第二次パリ条約)、メッテルニッヒさんは一躍世界の顔になります。土星のセクステルです
(図1)
2.その後、ロシアやイギリスとの難しい利害関係調整の中、ヨーロッパの調停役として誰もが知る存在になり、母国オーストリアでは1821年に首相に上り詰めます(太陽のオッポジション M.C.のトライン 図2)
太陽や月のオッポジションは、その星座の環境があまり悪くなければ、困難な中にも成長や昇進があるときです。
1823年に病気になり、政治的にもうまくゆきませんでしたが(土星のスクエア)、メッテルニッヒさんの声望はヨーロッパを覆っていたので、失脚まではしませんでした。まあ、貴族ですからね。良い時代ですね。
3.その後、メッテルニッヒさんは1827年、54歳で二十歳の美女と結婚します(アセンダントとのセクステル)。
これは大変楽しかったのですが、翌1928年の11月に母を、翌年1月に新妻を失い全く落ち込みます。
月は妻や母、子供を指しますが、これだけはっきりと出ているということは、メッテルニッヒさんは家族思いだったのだと思いますよ!
まあ、ヨーロッパの主役ですからね。
ヨーロッパはマンデインでは月で表されます。
長くなったので、次回!
Tanu-chan💓 TOKYO-TANUKI💛
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