60stars astrology
By Tokyo-Tanuki
60スター西洋占星術 シーズンオフその2
日本語版

109 シーズンオフその2 神話と天体 5 バルカンについて
1.さて、いままで何度かちょこっと書いたバルカンについて今日は説明します。
この星は、プラスのサインの星座の21.7度付近にあります。
これが何座かというと、ちょっと難しくて、てんびん座、みずがめ座、しし座、おひつじ座のどこかだと思います。
たぶん、てんびん座ではないかなと思うことがあるのですが、ここにある星は、一等星では、おとめ座のスピカくらいです。
スピカの語源は、スパイク、つまり尖っているものや角を表します。これは東西で共通です。
でも、スピカは色が白いのでどうかな?って思うんですよ。
バルカンは、明らかに炎の性質の星です。
熱くて硬い、そういうイメージです。
そういう星は、大体赤いかオレンジ色のはずなのですよ。
火星とか太陽とかアークトゥルスとか。
なので、たぬちゃんは、バルカンはスピカとは言い切れないんです。
みんなで研究してね!
2. この星は、鉄や骨組みを表します。
鉄板や鉄鋼、武器やスポーツを表すこともあります。
J.F.Kのホロスコープ(USスチールとの闘い)でも、チャーチルさんのホロスコープ(鉄鋼会社の国有化)でも、ブレジネフさんのホロスコープ(冶金の勉強)でも表れていますから、まあ、存在するのは間違いないのです。
ムッソリーニさんなんか、この星が巡るとき、そのものズバリの"鋼鉄条約”をドイツと結んでますしね(1939年6月)。
スポーツではサッカーやラグビーなどのハードスポーツが多いですが、陸上競技なども入ります。
3. 神話では、バルカンはギリシア神話のヘーパイストスと同視され、神様の中の鍛冶屋さんです。
面白いことに、バルカンは顔はあまりよくないのですが、美女の神様であるアフロディーテを妻にしています。
この話にはいろんなバージョンがあるのですが、同じ炎の神であるマルスと恋敵・ライバル関係にあります。
火星の性質には、鉄という要素はあまりないので、プログレッションを研究するときは、ぜひ、火星とバルカンを比較してください。
同じ熱い星でも結構違いがあります。
たぬちゃんは、まあ、老後、気長に研究してその正確な位置を探そうと思っていますよ。
さて、きょうはここまで
Tanu-chan💓 TOKYO-TANUKI💛
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