60stars astrology
By Tokyo-Tanuki
60スター西洋占星術 シーズン5
日本語版
94 未来を知ること(プログレッション)について
その6 プログレッションの少し細かな理論
~60スター西洋占星術(シーズン5)
1. さて、ここまで、
ナポレオン(v=3.6)、
ヒトラー(v=3.0)、
JFK(v=3.0)、
フルシチョフ(V=3.77)と説明してきましたが、
この "V" が、その人の太陽が1年間に進む(ネイタルのチャートからプログレッションする)角度を示すと言うことは、前に言いましたね。
2. さて、それでは、Vはその人の何を示すのか、ですが、それは、その人がこの世界で前に進むときに受ける抵抗を表します。つまり、速度が遅い(Vの値が小さい)ほど、抵抗力が大きいことになります。
抵抗力が大きいのは、その人がこの世界に持ち込む衝動が大きいからです。重たくて大きいものほど動きが鈍いという感じですね。
まあ、もっと正確に言えば、Vとは、重たくて大きいものを運ぶ力というべきでしょうね。
つまり、上の例で言えば、簡単に言うと、フルシチョフさんは、JFKよりも小さくて軽いものしか運べない,と言うことになります。
ただし、力が大きければ偉いとか、人格が向上するとか、そう言うのではないです。
多分ですね、たぬちゃんが思うに、Vが小さい、つまり図体(運搬力)が大きいと言うことは、霊魂が古い、若しくは経験が多いのだろうと思います。
3. ただ、実際問題として、この世で表現される力が違ってくるのも事実です。
そうすると、単純に考えれば、フルシチョフさんとJFKのVを比較すると、
3.77(フルシチョフ)÷3.0(J.F.K)=1.256
なので、ケネディさんがフルシチョフさんの約1.26倍くらい力があるようにも思えます。
でも、そうではありません。
ここは、細かい説明を全く省略しますが、人間がこの世界を動くときは、2:3:√13の比の直角三角形に関係した動きをします。
したがって、その人の生まれ持った力(POWER( または、Personal ability )=Pとします。)は、
P={(V×2*2/3*3)+√13}の三乗
という式で求められます。
そうすると、JFKについては、その力Pは、
P={(3×4÷9)+3.605...}の三乗=120.4となります。
また、フルシチョフは、
P={(3.77×4÷9)+3.605...}の三乗=145.3となります。
したがって、JFKとフルシチョフのPの比率は、
145.3/120.4=1.206となり、約1.20倍、JFKが大きい、と言うことになります。
たとえて言えば、150センチくらいの子と、180センチくらいの子の大きさの違い、って感じですかね。まあ、年齢の違いや鍛え方では150センチが勝つことも充分あり得ます。
4.しかし、フルシチョフとJFKがやり合ったとき(キューバ危機の時)は、どうだったのでしょうか
実は、これも細かい説明は全くしませんが、人間は竹のように節を作って成長し、その年齢により力が変わってきます。
そのときの力(POWER at that time)ということで、これをPtとすると、
Pt=年齢(AGE)/P で示すことができます。
1962年(キューバ危機)のときの両者を見ると
ケネディは45歳で
Pt=45歳/120.4=0.3737>(0.6)の二乗
フルシチョフは68歳で
Pt=68歳/145.3=0.4679>(0.65)の二乗
です。
したがって、このときは、フルシチョフの方が大きかった(0.4679÷0.3737=1.252倍)、と言うことになります。
フルシチョフの方が当時は体が大きいのですが、将来とんだ大物になりそうな男(J.F.K)との衝突を避けたとみるべきでしょう。
フルシチョフは、スターリン大王の時代を生き抜いてますから、その辺の嗅覚は抜群です。
5.なお、余談ですけどね、経験則では、アメリカの大統領になるには、Pt=0.6の2乗=0.36以上が必要です。
日本では、最低条件は、0.5の二乗では足りませんが、0.6の二乗までなくても総理大臣になれます。
1960年にはJ.F.Kはこの基準をほぼ充たしていましたが、ニクソンさんは未だでした。
もちろん、あの人もね。
…ところで、なぜ2対3対√13なのか、というと、まあ、たぬちゃんも理由は知らないのですよ!
だからトップの絵はあくまでイメージですよ!
さて、きょうはここまで。
次回はW・チャーチルさん(おおよそV=3.68°/year)です。
ちょっとたぬちゃんは昼の仕事が忙しいので、このブログは1週間くらい休憩します!
TANU-CHAN💓 TOKYO-TANUKI💛
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