60スター西洋占星術
シーズン・エッセイ
日本語版
BY TOKYO-TANUKI💛
Φ¹¹ 60スター西洋占星術 シーズン・エッセイ
指輪とこの世界とフェルマー数 Φ¹¹
1.さて、この話は、たぬちゃんがやっていた"フェルマー数の旅"とも関係が少しあります。
計算というとき、四則計算(+、-、÷、×)と累乗を、五種類の基本計算といいますね!
まあ、これが計算のルールです。
もちろん、対称性や超対称性という難しいものをこの基本演算子に入れようとしている人もいますし、階乗(!)とか、modとかいう人もいます。
もちろん、対称性や超対称性という難しいものをこの基本演算子に入れようとしている人もいますし、階乗(!)とか、modとかいう人もいます。
......が、まあ、少し落ち着いて考えましょう。
たぬちゃん文系なので、難しいことはわからないのです。
2. ...そうしてじっと考えると、基本となる5つの演算子のうち、"累乗" にはまず二つのパターンがあることに気が付きます。
つまり、自分自身Kをまず掛け合わせ(K×K)その後、ずっとKをかけあわせてゆく方法
つまり、K⇒K²⇒K³⇒K⁴......
たとえば、2であれば、
2⇒2²⇒2³⇒2⁴......ですね。
普通、累乗(べき乗)というときは、この形です。
しかし、もうひと通りの累乗(べき乗)があります。それは新たに発生した自分自身をかけるのです。
そうすると、
K⇒K²⇒(K²)²⇒((K²)²)²
たとえば2の場合、
2²=4 、2³=8、2⁴=16となるのではなく、
2²=4、4²=16、16²=256、
256²=65536......
おお、これは、フェルマー数の関係者たちですね!
つまり、以上は、累乗の足し算、累乗の掛け算の違いです。
そうすると、
K⇒K²⇒(K²)²⇒((K²)²)²
たとえば2の場合、
2²=4 、2³=8、2⁴=16となるのではなく、
2²=4、4²=16、16²=256、
256²=65536......
おお、これは、フェルマー数の関係者たちですね!
つまり、以上は、累乗の足し算、累乗の掛け算の違いです。
本来、累乗の掛け算は、立派な独立した演算子です。
ただ、累乗の足し算でも同じ結果を表現できなくはないので、二つの演算子のことは、あまり人々に区別されていないというか、意識されていないのです。
そしてフェルマー数の話が皆を引き付けるのは、累乗の掛け算が新しい演算子である点を、じつは、みんな無意識のうちに理解している、という点なのです
つまり、革命なのですね!
つまり、革命なのですね!
このフェルマー数とは!
四則計算の世界の中のギリギリを進みながら新しい刺激を与える。
今までの四則計算(+-÷×とn乗)のルールに新風を吹き込む、かっこいい数字なのです。
素数の話と直接結び付くかといわれると、それはよくわからないけど、新しい方法なのです。
......でも、nが増えるとすぐに数字が大きくなっちやうし
そういう意味では
この累乗の掛け算(フェルマー的累乗)は、使いにくくて他の演算子よりめんどくさいのです。
また、何に使ったらいいのかも、ちょっとわからないですしね…
ところで、累乗にはさらにもう一つ、累乗の累乗という巨大なものがあります。
たとえば2の場合、
2⇒2^2⇒2^2^2⇒2^2^2^2⇒2^2^2^2^2
2⇒2^2⇒2^2^2⇒2^2^2^2⇒2^2^2^2^2
つまり、2⇒4⇒16⇒65536⇒20035922304068..................
まあ、2^2^2^2^2で2万桁くらいの数字になるので、これはかなり使いにくいのですけどね。
......さて、そんなわけで、たぬちゃんはここでひっそりと、今まで続けてきたFermat Numbersの一人旅を終了するのです
......さて、そんなわけで、たぬちゃんはここでひっそりと、今まで続けてきたFermat Numbersの一人旅を終了するのです
さすがフェルマー大先生
数学の伝統を踏まえつつ、世界の革命を目指しておられた!
Fermat数のお話は、この世の裂け目でなく、新しい演算子を加えようという、この世界に楽しみや刺激を増やすための素敵な活動なのだった、と言えるのでしょう。
まあ、動物のくせに一寸偉そうでしたね。反省してます。
Fermat数のお話は、この世の裂け目でなく、新しい演算子を加えようという、この世界に楽しみや刺激を増やすための素敵な活動なのだった、と言えるのでしょう。
まあ、動物のくせに一寸偉そうでしたね。反省してます。
(つづく)
Tanu-chan💓 TOKYO-TANUKI💛

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