60スター西洋占星術
シーズン・エッセイ
日本語版
BY TOKYO-TANUKI💛
Φ⁹ 60スター西洋占星術 シーズン・エッセイ
指輪とこの世界とフェルマー数 Φ⁹
おそらく、たぶん、-1/2とセットになっている(これは予想です)、実数でも虚数でもない数
これは要するにルールから外れた数です。
そんな数があるとすると、
(X+1)²=X²
X²+2X+1=X²
仮に左辺のX²=右辺のX²であれば、
2X+1=0
ところで、X+1=Xなので、この式は、
2X=0とも、2(X+1)=0とも書けます。
つまり、
X+1=1ですが
そうすると
2X=0
2✕+1=0
2X+2=0
とか、いろいろに書けます。こうなるとルール違反だらけですね。
まあ、こんなふううにして、さりげなく、ルールから外れた数はあちこちに存在するのです。
もちろん、このような数字は "存在しない" "矛盾している"と定義してもいいのです。
でも、不存在と定義しようが何しようが、そこに何かあるのです。たぶんね。
"そんなのあるなら見せてみろ"、っていう人もいるでしょうが、まあ、それは無理。
★ ★ ★
さて、これで何を言いたいかというと、ホロスコープ上の惑星の影響力についてです。
その人のプログレションの太陽が1年に3度動くとすれば、30年で90度、つまり、ネイタルの太陽とスクエアとなり、
アドルフ・ヒトラーのように戦傷によって失明して入院したり、
田中角栄さんのように警察につかまったり、
ダイアナ妃のように籠の鳥になって神経が参ってしまったり、
まあ、理由は様々ですが
何かの原因でどこかに不本意ながら拘禁・収容されるような、そんな不運が起きます。
そのような事態は100パーセント起こります。
もっとも、会社でうるさい上司に四六時中見張られてすごく苦労した...程度で済む人もいるでしょう。
........でも、変ですよね。
出生時のホロスコープ上の星が30年後に影響するのは。
大昔の天体の位置が、現在の自分に影響する?
ありえなくない?
....今日の実際の太陽の位置がさそり座の10度として、その太陽が、ホロスコープ上のネイタルの太陽や月が同じ場所にある人(ネイタルの太陽や月がさそり座の10度にある人)に影響を与える
という方が、まだ一般人にはわかりやすいのです。
惑星の重力なのか、未知の光線なのか、変な波動なのか、どうにも観測できないけど
太陽からくる何らかのエネルギーが、自分の中の何らかの受容体と反応し、何らかの現象が起きる
....こう考えると、既存のルール(物理的な波動とか、干渉とか)にしたがっているように見えますからね
しかし、そんな力はありません。何もかもを超えてくる力などありません。
仮に、惑星の重力みたいな話であれば、シリウスやアルクトゥルスがあれほど人間に影響を与えるわけはありません。
もっと近いところに無名のたくさんの恒星があるのです。
バーナード星とか、地味ですけど、木星よりはるかに大きいのです。
だいたい、ネイタルチャートの月が50年後のあなたに力を及ぼす?
その力が地球にやってくるスピードは遅すぎないですか?
何年かかっているんですか?
体の中に受容体? どこにあるの??
このように ホロスコープ上の星の影響力とは、つまり、それ自体は、通常のルールから全く外れたところから発生しているのです。
ですから、ホロスコープは科学だという必要はないのです。むしろ、今の科学というものとは全く異なります。
天体の位置や角度を計算するために数学的計算が必要なのは確かですが、数学によって惑星の力を説明することはまったくできません。
X+1=1の解と同じです。
一生懸命、占星術を科学にしようとする人もいますが、それは必要ないし、本質から外れる、ということですね
もちろん、まじめに統計を取った、フランスのミシェル・ゴークラン博士はえらいのですよ!
やってみることが大切。
でも、数学でも科学でもないのですよ。占星術は。
(つづく)
Tanu-chan💓 TOKYO-TANUKI💛

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