60stars astrology
60スター西洋占星術
By Tokyo-Tanuki
日本語版
⑫ Why60? なんで60星座なの(再)
1.みんなここまで読んでくれてありがとう。たぬちゃんも大喜びですよ!
自分の性格や方向性が分かってきた!
相性が分かってよかった💛
ってかんじで、楽しんでね。
さて、ちょっと今回は、なぜ60星座なの? ということを、再度、詳しい人向けに簡単に説明します。つまり理論です。もちろん、そんなに深く気にする必要はありません。
まあ、そんな話もあるということで♡
2.前にも書きましたが、12星座になるのは、
陰陽の2要素×男女の2要素×運動の仕方3とおり=12
だからなのですが、これがさらに、なぜ、
12×5=60
になるのか?ってことですね。
それは、あっさり言うと、人間を表す数字が5だからです。
ガリレオさんの絵をみてください ⇓
3.正確に言えば、円運動に人間がかかわるとき円は5つに分割されるのです(五芒星)。
つまり、
360度÷5=72度 が一つの部位(範囲)になります。
そして、それぞれが独立して完結するので、
72度の中に12の星座が入ります。つまり、
72度÷12=6度
6度(日数でいうと、約6日と少し)が一つの星座になります。
そうすると、1年では、
360度÷6度=60
となって、区分の数は60個になるのです。
これがたぬちゃんの言う 60stars astrology です。
ちょっと、説明が難しいのですが、この60星座は星空に固定されています(後で図を書きます。)。
4.いっぽうで、春分の日=おひつじ座の0度から始まる12星座(普通の星占いでいう「星座」ですね。)というのは、星空で固定されているわけではありません。
1年のうち、この12星座は、
日中と日没後の時間が等しい春分の日を起点として、それから30日くらいをおひつじ座、そのまた30日くらいをおうし座、そのまた30日くらいをふたご座、
夏至の日から30日くらいをかに座、そのあと30日くらいをしし座、そのまた30日くらいをおとめ座、
秋分の日から30日くらいをてんびん座、そのあと30日くらいをさそり座、そのまた30日くらいをいて座、
冬至の日から30日くらいをやぎ座、そのあと30日くらいをみずがめ座、そのあと30日くらいをうお座、
合計大体365日で1年(1周)としているのです。
この春分点は、星空の上で、少しづつ動いています。
約2万6000年くらいで360度動きます。これを天文学では 歳差運動 と言います。
5. いっぽうで、たぬちゃんの60星座占いでは、1年は、すなわち、天空の1周(360度)は、
① 天空上の黄経26度あたり(現在の時代の4月17日ころ)~天空上の黄経97度あたり(現在の時代の6月29日ころ)
② 天空上の黄経98度あたり(現在の時代の6月30日ころ)天空上の黄経169度あたり(現在の時代の9月11日ころ)
③ 天空上の黄経170度あたり(現在の時代の9月12日ころ)~天空上の黄経241度あたり(現在の時代の11月24日ころ)
④ 天空上の黄経242度あたり(現在の時代の11月25日ころ)~天空上の黄経313度あたり(現在の時代の2月4日ころ)
⑤ 天空上の黄経314度あたり(現在の時代の2月5日ころ)~天空上の黄経25度あたり(現在の時代の4月16日ころ)
の5つの期間に分かれ、それぞれの期間に♈~♓の12星座が入ります。
5つの期間×12個の星座=60星座です。
そして、この60星座の位置は、
なんと、何年たっても、変わりません。
千年前も二千年後も、空の上では同じ位置です。
星座の形はちょっと変わると思うけどね
6.わかりやすいたとえかどうかわかりませんが、
いわゆる、昔から言っている12の星座は
腕時計の内側にある1から12の時間の目盛り、
たぬちゃんの60星座は
腕時計の外側の動くベゼルに刻まれている60の分や秒の目盛り
という感じですかね。
正確には、内側(12宮)が動いて外側(60星座)が動かないのですが、感覚的には、だいたい伝わったかな?こんな感じ ⇓
7.ここからは、もっと星占いに詳しい人向けなので、さらっとだけ書きますね。
上の5.の①の黄経26度(25.5~26.5)あたりから60星座のおひつじ座が始まりますね。ここ(現時点での黄経26度あたりのところの星々)が、プラトンがいう、
グレート イヤーズ
の起点である最初の春分点(天空上のおひつじ座)が置かれた天空上の場所と思われます。プラトンのころにそこに当時の春分点がありました。
つまり、現在の春分点は、そのころから約26度ずれています。あと約4度ずれると、そのときの春分点が、天空上のみずがめ座に入ることになります。これが、
アクエリアンエイジ (みずがめ座の時代)
の本格的な始まりです。
8.春分点は、約2170年ほどかけて一つの星座(30°)を移動します。つまり 72年で1°移動します。
プラトンの時代のころ(アテネ全盛期のころ)に、春分点は天空上のおひつじ座にあり、そこからうお座に移りつつありました。
春分点の移動は、伝説では、春分点がかに座にあったころから残っています。
中国の 盤古大神 は 水の行きもの(亀) を使い、
インドのヴィシュヌも、亀や魚に最初化身します。
女媧と伏羲は 風 の名前が付いた、ふたごの夫婦 です。
また、その後は おうし の姿をした 神農 の時代になります。西洋でも、主神ゼウスは おうし のすがたをしています。
おひつじは最高神アモン・ラーの化身としてエジプトに君臨し、キリストは、布教のシンボルとして、二匹の魚を使いました。
このように、春分点の移動はシンボル化されていろんな神話に残っています。もっとも、ほとんどの神話は、ちょっと、混乱しています。
でも、今の残っている記録では、遡れるのは、しし座(獣の時代)までです。
ソロンがエジプト神官に聞いた話は、非常に正確なのです。
エジプト人は大切に記録をとっていたのでしょう。
9.さて、長くなりましたが、今回が12回目の記事ですよ。初ブログなので、まず、1ダースの記事を書くのが目標だったけど、何とか書きましたよ!
次回とその次の記事が終わったら、たぬちゃんは、少し休憩しますね。
そのあと、多分10日に一回くらいのペースで記事を書くと思います。相性占いの続きをするかもしれません。
みんな 読んでくれてありがとう。
次回からは二回に分けて、たぬちゃんの60スター西洋占星術で分かる一つずつの区分について、その性格を簡単にまとめていくね(合計60コメント)!
相性占いの続きを書いた後は、惑星の意味とか、星の角度とか、ちょっと難しいことを書くか、お仕事占いにするか、考え中です (≧▽≦)
それではきょうはここまで(*^_^*)!
Tanu-chan Tokyo—tanuki💛
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