▲ 60スター西洋占星術
Out of seasons(アウト オブ シーズン)
日本語版
BY TOKYO-TANUKI💛
● 60スター西洋占星術
Out of seasons(アウト オブ シーズン) 4 前回の問題・H. コールさんのプログレッションの答え
1. さて、ヘルムート・コールさんのVは4.0です。
素直で、わかりやすいホロスコープです。
土星のセクステルで首相就任(図1)
太陽のトラインで東西ドイツ統一(図2)
選挙での大敗と退陣(1998)は土星のコンジャンクション、太陽のスクエアですね(図3)。
このときのプログレッションの太陽はやぎ座♑にあり、散々な目にあいます。
太陽のスクエアは国家機関による逮捕などを意味しますが、3年間粘りに粘り、奥様を失いながらも(アークトゥルスのスクエア(図4) )、2002年、コールさんは何とか無事引退に持ち込みます。みずがめ座にプログレッションの太陽が移ったのです。
2. ........さて、こんなに浮き沈みがはっきりしているコールさんのホロスコープの特徴は、なんといってもネイタルの太陽と土星のスクエアです。
それでは、1974ころにあったはずの、太陽のオッポジション、土星のスクエアは何?と皆さん思うでしょう。
そう、このころのコールは若手の代表者として、筋金入りの社会主義者で大政治家のブラントさんに挑んだイメージですね。
ちょうど、1974年ころになります。1972年の1973年の第四次中東戦争、世界的なオイルショックによりアラブの力がつよくなり、世界の勢力図が大きく変更されつつありました。
そのころ何があったか、年配の皆さんは知っているかもしれませんが、ギュンター・ギョーム事件というものがありました。
ブラントさんの秘書のギュンター・ギョームさんが、実は東ドイツのスパイで、ブラントさんの政治動向だけではなく、私的な身辺の秘密を収集していたことがばれた事件です。
これで、人民に人気があるカリスマ首相であったブラントさんは失脚し、首相を辞任、コールさんなどの若手にスポットが当たったのです。
🌟 🌟 🌟
さて、この件にコールさんはどうかかわっていたのでしょうか。
ちょうど同じころ、アメリカで、盗聴をしていたとか何とかいう話で、有能な愛国者である当時の大統領を追い込んだ事件があったのです。
また、同じころ、日本でも、変な週刊誌の記者に女性問題を書かれ、日本の戦後最大の政治家が葬り去られます。
..."彼ら"は、政敵を失脚させるのに同じような手を使います。
ブラントさんは、真の社会主義者、真の愛国者だったので、彼らはドイツのコントロールを失うことを恐れたのです。
さて、この件にコールさんはなにも関係していなかったかどうか、まあ、いずれ、事実は明らかになるでしょう。
Tanu-chan💓 TOKYO-TANUKI💛
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