60stars astrology
60スター西洋占星術 シーズン4 付録2
By Tokyo-Tanuki
日本語版
70 シーズン4の付録2
お仕事運の見方
1. ヤッホー たぬちゃんです。
今日からは付録2で仕事運について書きますね。
仕事には、肉体的・性格的に向いている職業と、天職というか、なぜかついちゃう職業があります。
今回は、"なぜかついちゃう職業" についてです。
2. よく、仕事が自分の肉体的能力や素質を超えているとか、自分の好きではないことを仕事でやっているとか、よく聞きますよね。
そこで、今日は、”なぜかついちゃう職業” をどうやって見るか、ということをやります。
ただ、人間は意志力が一番重要ですから、どういう仕事がそこに示されていようとも、それを受け入れるか、やめて自分の道を探すかはその人次第 ということを忘れないでね!
3. なぜかついちゃう職業は、まず、
①出生時のM.C.がどの星座にあるか、で見ます。
次いで、
②アセンダントの入っている星座を第1室と考え、その3つ手前にある星座(第10室)の状況を見ます。
図で示すと、例えば東京生まれの人で、1月1日朝6時に生まれた人のアセンダントはいて座26度くらいにありますから(図1⇓)、M.C.はてんびん座14度、いて座を第1室と見ると第10室にはおとめ座が入っています。
(図1)
10室の星座とM.C.の星座はしばしば重なるのですが、この人の場合は、M.C.の星座はてんびん座、10室の星座はおとめ座となり、異なります。
さて、この場合、この人は、まず、M.C.のあるてんびん座が司る事柄、つまり、バランスをとる仕事や交渉・調整的な仕事に向きます。
裁判や外交のしごと、調停、交渉、苦情受付、などです。
また、外観のバランスを整える仕事にも向きます。
したがって、外交、裁判関係、次いでファッション関係など、が第一候補になります。
もし、M.C.にとても近づいている惑星などがあればその惑星の示す仕事にも向くことがあります。
第10室のおとめ座の性質は、人生の後半になって職業上に表れてくることが多いです。
特に、おとめ座に強い星(月や土星、木星など)があれば、その星の意味も現れます。
4.次いで、同じ1月1日生まれの人でも、午後2時生まれの人は、アセンダントはふたご座2度くらい、M.C.の位置はみずがめ座10度くらい、10室はうお座になります(図2)
したがって、この人は、M.C.のあるみずがめ座の仕事、放送関係や電波・電気関係、航空関係など、風や空に関係すること、また、天の水といわれるみずがめ座の平等精神を表すしごと(革命)に向くことになります。
革命家というしごとはあまりないでしょうから、一般的に言えば、通信や放送、マスコミ、航空関係の職業や、新分野の研究者でしょうか。
10室のうお座の意味は、少し後になって職業上あらわれてきます。
5. 具体例を見てゆきましょう
① ナポレオン1世(図3)
ASCはさそり座♏の最初(2度付近)、M.C.の位置はしし座の2~3度です。
M.C.は水星と接近します。
10室はしし座で、M.C.の位置と同じです。
これからすると、ナポレオンは、しし座♌の性質を示す事柄、すなわち、王様みたいな仕事、が天職ということになります。
しし座に、さらに王様を示す太陽☉が入りますから、王の中の王という感じですかね。
"皇帝"という役職に就いてしまうのもなるほど、という感じです。
また、第1室に60スター西洋占星術の太陽が入るので、我がとても強いです。
その他の特徴は、
A M.C.のそばに水星 ☿ がいます。これは、水星が仕事(就職)や文書を示すことから、文書を出す仕事(出版)、古文書の発見、法典の編纂などのことだと思います。
いわゆる、現代社会の基礎となっている"ナポレオン民法典"ということですね。
B やぎ座にも惑星が集中します。これは、政治的な判断力や交渉力が非常に高いことを示します。
C かに座にも集中があり、土星♄と金星♀、シリウス☆があります。
9室にあたるこの位置に集中があるということは、この人は遠くに行くこと(遠征など)から、幸運も不運も始まることを示します。
💛 💛 💛 💛 💛 💛
② 田中角栄さん(図4)
ここ最近ではASCはおとめ座ということになっているようですが、それはたぶん違います。
田中さんのASCはふたご座2度あたり、M.C.の位置はみずがめ座の10度あたりで、月☽とコンジャンクション☌します。
みずがめ座には他に天王星♅が入っています。
10室はうお座が入りますが、金星があるだけです。
そうすると、田中さんは、先ほど言ったM.C.の星座でいうと、みずがめ座(風)の仕事に向いていることになります。そして、政治に詳しい人であれば、
日本におけるテレビの民放の許認可を始めたのが田中さんであること、
電源開発や原子力関係(ウラニウム♅)も田中さんがしたこと、
貧しい境遇から革命的に身を起こしたこと、
大衆に好かれたこと(月)、
航空機(みずがめ座、天王星)の事件(ロッキード事件)で失脚したこと、
交通機関(バスなど)の会社を持っていること
外交関係で目立った成績があること、とくに、中国(♅の国)との国交を回復したこと
と、様々な田中さんの仕事が、みずがめ座の仕事だったことに気が付くでしょう。
まさにみずがめ座の示す平等=平民宰相なのです。
10室のうお座には、金星と60スター西洋占星術の月が入ります。
大蔵大臣を務めたこと、お金に詳しかったこと、だけではなく、
お金についての色々な噂や、曖昧なお金の話が多かったこと、金庫番とされる女性がたくさんいたこと、も晩節のうわさとなりました。
ただ、お付き合いのあった女性たちで、田中さんのことを悪く言う人は一人もいなかった、というのは、やはり非常に優れたお人柄だったのでしょう。
なお、この方も、ナポレオンと同様、60スター西洋占星術の太陽も第1室に入りますから、極めてエネルギッシュで自分を押し出すことができます。
でも、ネイタルの太陽は12室、内気な隠れた部屋に入ります。非常に繊細な部分があることがわかります。
♠ ♠ ♠ ♠
ところで、田中さんと同じみずがめ座にM.C.がある大政治家がこの間亡くなりましたね!
中国との外交で名を挙げたのも、よく似てます。
ただ、田中さんとの違いは、田中さんが大衆に愛される大衆政治家であったのに対し、その方は、冷徹というか、合理的な性格で、軍を動かすことも厭わない人でした。
まあ、大統領と同等以上の力があった方でした。
少し年上の、少しだけ力が上(ほぼ互角)の方がライバルでした。ライバルは若くして亡くなりましたが、倍以上も長生きされましたね。
世界の力のバランスは崩れて行きます。なので、たぬちゃんのこのブログも、世界情勢を見ながら、ちょっと速度の調整をしますね。
🌟 🌟 🌟 🌟
ところで、たぬちゃん、思ったんですけどね。
どの星座がどんな職業に向いていると考えればよいのか、まだ書いてなかったですね。
そこで、急遽、4回くらいに分けて、そこを説明しておきますね。
幸い、子供向けのブログを書いているので、その記事をちょっと膨らますことにします。次回から全部で4回くらいに分けて説明します。
もちろん、星占いに詳しい人は、読まなくてもいいですよ!
シーズン5(プログレッション)の開講は、来年になりますね。
Tanu-chan TOKYO-TANUKI💛
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