60stars astrology
60スター西洋占星術 シーズン4
By Tokyo-Tanuki
日本語版
62 天体の意味その18
シーズン4のまとめ 星の強弱について
1.さて、このシーズンで紹介した星々の外にも、いろいろ影響力のある星はあります。
前に書いた鉄や骨に関係する星(ヴァルカン)とか、弦楽器や相撲に関係する星(ヘルメス)とか、その他、酔って暴れる星とか、特徴のある星があります。
ベガ、カペラ、リゲルなどの大きく輝く星々もあります。
これらの恒星については、後で少し詳しく紹介するかもしれません。
でも、とりあえず、ホロスコープを読む基礎としては、ここまでに書いた星を知っていれば、まあ、ほぼ十分です。
たぬちゃんも、今研究中です。みんなで研究しよう!
2.じゃあ、どの星を中心としてホロスコープを読めばいいかというと、やっぱり強い星から見てゆくのです。
今回は、一般的に、どの星が影響力が強いと言えるのか、を書きますね。
もちろん、これは一般論ですから、例えば、お絵かきなどの美術系の仕事をしている人には金星♀の影響力が強い、とか、闘争の多い仕事についている人は、火星♂の重要性が高いとか、個人によって少し違ってきますよ。
2.まず、その意味で、太陽☉、月☽、ASC、M.C. は別格です。
これらはその人全体を構成するパーツですから(火・水・地・風に対応)、惑星や恒星とは意味と重要性が違います。
ただ、影響力でいうと、太陽、ASC、月、M.C.の順番ですね。
3.それでは、惑星と恒星の中で最も注目すべき星はどのような星でしょうか。
それは、まず、第一に土星♄です。
土星の力はものすごく、影響力だけでいえば、太陽などもしのぐことがあります。というか、基本的にしのぐことが多いといってよいでしょう。
なぜこんなに土星の力が強いのか、それは、土星は地球ととても波動が近いのと、土星の性質が地の性質であることから、その結果が目に見えやすいことだと思いますが、実際、なぜなのかは、たぬちゃんにはよくわかりません。
この辺は、ルドルフ・シュタイナーさんの本に書いてある通りなのかもしれませんね。
次いで、シリウス☆やアルクトゥルス★、火星、木星、金星なども結構強力です。特にシリウス☆とアルクトゥルス★は、凶暴な力が強いので、プログレッションの角度が悪いときは要注意です。
4.その他の星々は、その効果はわかりますが、冥王星やケレスなど小さいのになると、そんなに気にする必要はないでしょう。
天王星♅などは大きい惑星なのですが、意味が極めてユニークなので、普通の人にはあまり効果が分からないことがあります。
ちょっと遠くに旅行に行ったりとか、テレビに映ったりとか、そんな感じで終わっちゃうこともありますよ!
5.なので、ホロスコープを読むときに最初に見るのは、まず、太陽、月、ASC、土星♄ の位置関係で、木星、火星、金星、シリウス、M.C.、アルクトゥルスなどは副次的に見ます。
ネイタルでこれらの星々の相互の角度が良い場合は、一般的には恵まれたことの多い人生でしょう。
逆に、ネイタルで強力な凶角があるときは、悪いことが重なるとてもつらい時期があることを示します。
しかし、偉大な革命家や指導者には、この凶角の方が多いのです。
そして、凶角の方が良いことがあります。たとえば、ネイタルのホロスコープで土星♄と太陽☉が凶角の場合、一時的に奈落の底に落ちても復活し、その後は転びそうでも転ばない、そんな人生になります。
このようなホロスコープを、スターリンや、ビスマルク、F.D.Rなどは持っています。いわゆる長期政権ですね。
ですから、ネイタルが悪くても、根性が付きますから、良い悪いはあまり気にしなくて良いのですよ。
禍福は糾える縄の如しというのは、100パーセントの真実です。
ただし、寿命が短いと悪い運だけで終わることもあります。まあ、それは人間の視点ですけどね。
人が生き抜いてその力を発揮しようとする限り、幸運と不運の量は、いずれ、本当にいずれ、ぴったりと正確に釣り合います。
6.それでは、以上でシーズン4の本編を終わります。ちょっと長かったですね。
とりあえず、このあとは、シーズン5の予告編を少し書いて、そのあと、たぶん、ちょっと出生天球図の読み方とかを説明します(シーズン4の付録になります。)。
そうすると、このブログの本論の、シーズン5、”プログレッションの読み方” を書くのは来年になるかな?という感じですね!
ここまで読んでくれてありがとね💓
じゃあ、今日はここまで🦁
Tanu-chan💓 TOKYO-TANUMARO💛
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