60stars astrology
60スター西洋占星術 シーズン4
By Tokyo-Tanuki
日本語版
60 天体の意味その15 シリウス☆
1.さて、きょうは、冬に輝く一番明るい大恒星、おおいぬ座のシリウス☆についてです。
シリウス☆は黄道黄経でいうと、おおむね、かに座の8~8.5度にあります。このあたり(かに座8度~11.5度)までは、シリウス、カノープス、という、二番目に近い一等星と、一番目と二番目に明るい恒星が続くところで、おそらく重複して非常に強い意味を持ちます。8度くらいは風の意味が強く、11度くらいは水の意味が強いような気がしますが、どちらがシリウスでどちらがカノープスなのか、実は、たぬちゃんにもちょっとわからないのですよ。
なので、まとめてシリウス☆と呼んでおきます💓
なお、ここでは詳しく書きませんが、同じような帯にアルデバランーアンタレス帯があります(♊♐の9.5~10度)。これは、アンチ・アーレス、すなわち、火の性質です。
アルクトゥルス★やシリウス☆などの恒星は、動きません。でも、前も言ったように、歳差運動があるので100年で約1度ちょっと、200年で2度と少し動きますので、そこは注意してください。
シリウスと太陽が凶角の場合は、ごく親しい人や大事な人との、しばしば悲劇的な別れ(死別など)が起きます。
逆に吉角の時は、宿命的な縁のある人たちとの出会いがあります。
先ほど書いたとおり、シリウスのエレメントは風ですが、身内という意味もあり、その意味では水の要素もかなり入ります。
天空や寒いところ、遠いところを指し、宇宙や空、自動車や航空機を意味することもあります。
嵐を指すこともあります。
また、吉角の場合は、将来の配偶者と出会うことも多く、しばしば、遠くへの引っ越しや栄転があります。
昔の仲間や家族が、霊的な縁を伝って、親族として生まれてくることもよくあります。
2.シリウス☆の力は、木星と同じくらいか、それ以上です。
土星ほど強くはないですが、それに次いで強力と言ってよいくらいです。
エジプトで重要な神(ホルス神の母イシス神)として、また、一年の区切りを告げる星としてあがめられたのもよく分かります。
人生における重大な移動、重要な人との出会いや別れには必ずと言ってよいほど顔を出します。
シリウスは、地域でいうと、西欧とロシアの間の地域、黒海の近く(ウクライナ)を指すことが多いです。それはなぜなのか、たぬちゃんも分かりません。
今も戦争してますね。もしかしたら、あのあたりに、シリウスと特別の関係の何かがあるのかもしれませんね。
3.シリウス☆と太陽や月が、コンジャンクション☌またはオッポジション☍する人は、とても頭のいい人か、ちょっと魔術的な力を持つ人です。飛行機や宇宙ロケットに関係する人であることもあります。
たまに、他人に対して卓越した支配力を示す人もいます。
4.シリウス☆と進行中の太陽☉が角度をとるとき、とくにスクエアの時は注意が必要です。
遠い目標に手を出すのであれば十分な準備が必要です。
それでも色々と足りなくなるでしょうから、そのときどうするか、最初によく考えておくべきです。
① A.ヒトラーが独ソ戦に突入しました(シリウスの凶角)。
② キング牧師が、J.ネルーさんに招かれインドに行きました(シリウスの吉角)
それでは今日はここまで!
Tanu-chan💓 TOKYO-TANUKI💛
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