60stars astrology
60スター西洋占星術 シーズン3
By Tokyo-Tanuki
日本語版
㊸ 東洋の占星術を少し見てみよう(1)
12支(Chinese zodiacs)について~60スター西洋占星術シーズン3番外編1
1. さて、今日は占いとはちょっと違うのですが、東洋の占星術(Chinese Zodiacs)を少しやりますね。
東洋の占星術では12支をつかいます。
12支とは、
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
つまり
ねずみ、うし、とら、うさぎ、りゅう、へび、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、いのしし
の12の動物ですね。
12支の歴史は古く、殷王朝(紀元前1500年ころ)よりずっとずっと前からあります。
2.12支は時計回りなので、西洋占星術の12星座と違うのかな、という人もいると思います。
ウイキペディアでも、違うという人と、同じではないかという人がいるって書いてありますね。
でもね、たぬちゃん思うんですよ、文系ですからね。
時計回りか、反時計回りかは、黄道を上から見るか、下から見上げるか、だけの違いですよね。
中国では、時計回りを反時計回りにしようと、歳星とか、12次とか、いろいろな修正をしていますけど、そんなに深く考えなくていいと思うんですね。
3.つまり、たぬちゃんは西洋の12星座と、東洋の12支は、まったく同じだと思ってます。
さきほどの、ねずみ、うし、・・いのししという順番を反時計回りにすると、
いのしし、いぬ、とり、さる、ひつじ、うま、へび、りゅう、うさぎ、とら、うし、ねずみ
になりますよね。
このうち、牛、はおうし座♉です。うまは、下半身が馬の人馬宮、つまりいて座♐と仮定しますね。
次は、りゅう(竜)とうさぎに注目します。
りゅうは、辰、文字のもともとのかたちは、貝の間、唇👄のように開いたものをしめしますから、
👄=♒みずがめ座ですね。
うさぎの卯は、象形文字では、〇-が二つ、つまり、
ρ ρ
です(これが縦に並ぶ)。これは、二つのひもで一つにつながった二つの魚(または魚と鳥)をさすので、たぶんうお座♓です。
戌は犬ですが、これは、日本の神社の狛犬がもともとライオン🦁を指したのと同じで、ライオンの意味です。つまり、しし座♌でです。
さて、次は申です。申は申す、つまり、神様との交流をあらわします。象形文字では、〇↯〇というかたちです。
これは、神様からの信託、具体的には正義の神アストレイアから人(ペルセウス)に下された正義の神託です。なので、正義の神託=てんびん座♎なのではないかな、と思います。
巳=蛇はご存じの悪魔バフォメットさん👿を見ればわかりますが、蛇をおなかに抱えたヤギの頭の悪魔さんのことですね。つまり、蛇は悪魔の使いということで、巳=やぎ座♑さんです。
次は、亥 ですが、その象形文字は、簡単に言うと、真ん中(核)をまもるために四方に突起を伸ばした様子になります。≡( )≡みたいな感じですね。これは蟹🦀さんの姿だと思います。つまり、亥=かに座♋さんです。
次に子、ネズミを見てみると、子という文字は、人の子が増えるさまを表す子という文字の古い形を省略したものと思われます。複数の子=ふたごですから、子=ふたご座♊です。
ここまでみてみると、
いのしし(かに座♋)⇒いぬ(しし座♌)⇒とり⇒さる(てんびん座♎)⇒ひつじ⇒うま(いて座♐)⇒へび(やぎ座♑)⇒りゅう(みずがめ座♒)⇒うさぎ(うお座♓)⇒とら⇒うし(おうし座♉)⇒ねずみ(ふたご座♊)
かに座♋⇒しし座♌ ⇒?⇒てんびん座♎⇒?⇒いて座♐⇒やぎ座♑⇒みずがめ座♒⇒うお座♓⇒?⇒おうし座♉⇒ふたご座♊
なので、おとめ座、さそり座、おひつじ座の三星座以外は、まあまあ関連して考えられますね!
上の三つの星座はちょっと該当する12支(酉、未、寅)との関連が分かりません。
元の文字(形)の音を借用した別の文字を当てているものもあると思うので、よくわかりませんが、起源はたぶん、西洋の12星座と同じでしょう。形をまねたもの(みずがめ座=唇=♒)もあると思うので、断言はできないですけどね。
たとえば、さそり座は "未" になりますが、これは、形からきているのかなと思います。
こうして、とりあえず、文系のたぬちゃんは、以下の図のように結論しましたよ!
亥→かに座♋
子→ふたご座♊
丑→おうし座♉
寅→おひつじ座♈
卯→うお座♓
辰→みずがめ座♒
巳→やぎ座♑
午→いて座♐
未→さそり座♏
申→てんびん座♎
酉→おとめ座♍
戌→しし座♌
4.たぬちゃん的にはこれで合ってると思います😊けど、もちろん、反対する人もいると思いますよ!
まあ、そんな話もあると思って聞いてください。
仮に、たぬちゃんの言っていることが正しいとして、いつころ中国の12支が成立したのか考えると、一番最初が子=ふたご座♊ということは、春分点がふたご座♊の時代に成立したのではないかな、と思います。
つまり、たぶん紀元前5000年の少し前のころかな、と思います。
この時の中国の神様は夫婦の神様である伏羲と女媧ですね。中国史がこの二人の神様から始まっているとされることから考えても、中国が成立するころ、春分点がふたご座にあったのだと思いますよ。
トルコのギョベクリテペ遺跡(紀元前9000年ころ?)から古代の星座らしいものを示したレリーフが出土してますが、これを研究すると、きっと、より東洋と西洋の12星座の分岐点が分かるとおもいますよ。
まあ、たぬちゃんは、このレリーフが星座を示すものと確信してます。紀元前9000年の春分点はしし座♌にありますから、そんな感じのもの🐕面白いですね。
5.きょうは、東洋の12星座とか、古代史に興味ない人には面白くなかったと思います。シーズン3の付録なので、勘弁してね!
今日はここまで!
Tanu-chan💓 TOKYO-TANUKI
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