60stars astrology
60スター西洋占星術 シーズン3
By Tokyo-Tanuki
日本語版
㊳ アスペクトその3
トライン△120度について
1.さて、きょうは、角度(アスペクト)の3回目、トライン△の説明ですよ。
トラインとは、天体同士が120度の角度を作ることを言います。大吉角とされます。
これが幸運の角度であることは昔から結構知られていて、喫茶店の名前とかでもありますね。
上野の街を歩いていたら、似たようなのがありましたよ。占い好きな人がやってるんですね!きっと!
2.トラインが形成される場合、その惑星の表す事柄などがスムーズに進むことを示します。
そして、ネイタルの太陽や月、ASCがその角度(トライン)を受けるときは、その惑星の美点を、自分自身の素質として生まれつき持っていることが多いです。
たとえば、ネイタルの太陽が天王星♅とトラインの時は、とてもひらめきの才能があり、新奇な着想がスムーズに出てきます。あまり迷いません。
また、火星♂がトラインであれば、健康に恵まれていたり、運動能力が与えられます。
でも、気を付けてほしいことがあります。生まれつき持っているということは、努力を怠ったり、あまりその素質を伸ばそうとしないことにつながります。
例えば、月☽と木星♃のトラインは幸運な旅、すなわち、外国語というか、外国に適応する能力を与えますが、本人がその素質を伸ばそうとしなければ、
"ただの海外旅行好き"
に終わることもあります。もちろん、それはそれで、趣味としては大いに良いのですけどね。
ただ、たぬちゃんが言いたいのは、もし、外国で仕事をしたいとか思っているのであれば、努力も必要ということです。
必ずや木星♃が力を貸し、チャンスをくれるでしょう。
具体的には、有名人では、バラク・オバマさんが月☽と木星♃のトラインを持ちます。このことから、この人には、生まれた場所を遠く離れ、その雄弁の力で栄誉を得る力があることが分かります。また、木星♃は決め事やルールを示すので、法律関係の仕事でも実力が発揮しやすいでしょう。
オバマさんが、10代の時ではなく、20代半ばから急にハーバードに入って法律を勉強したのは、秀でた素質に自ら気づかれたからだと思います。
3.人生を読むとき(太陽☉のプログレッション)、進行する太陽と惑星がトラインになれば、その惑星が示す事柄の幸運がおきます。でも、ただ待っているだけではだめですよ。行動するんですよ!
男の人では、プログレッションの太陽が、水の性質の惑星(月☽とか海王星♆)とトラインのときは、女性が近づいてきます。
女の人では、プログレッションの太陽が、火の性質の惑星(火星♂とか太陽☉)とトラインの時は、男性からアプローチされます。
これは、結婚とイコールではないです、素敵な異性というやつですね。
ただし、男の人でも女の人でも、風の星がトラインになるときは、かつて、縁があった人と再会することになります。これは、前世の奥さんだったりすることもあります。特に、シリウスがトラインになるときは、かつてとても親しかった人である可能性があります。
4.トライン△があっても、刑務所の中にいたら、たいした幸運は来ないでしょう。それは、身動きが取れないからです。
もちろん、刑務所の中で出世するとか、同房の囚人から煙草をたくさんもらえるとか、そういうのはあり得るんですけどね。社会での行動ができない以上、なかなかはっきりした幸運はつかめませんよ!
トラインの時は、すぐに行動!
今日のたぬちゃんのアドバイスですよ
それでは、今日はここまで!
Tanu-chan💓 TOKYO-TANUKI ♦
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