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㉞ 5種類のアスペクトと5つのプラトン正面体 ~60スター西洋占星術シーズン3

60stars astrology 60スター西洋占星術 シーズン3 By Tokyo-Tanuki 日本語版   ㉞ 5種類のアスペクトとプラトンの正面体 1. それでは今日も理論の続きです。面倒な人はパスすることがおすすめですよ。今日はプラトン面体と5種類のアスペクトについて書きますね。 まずプラトン面体はこんな感じです 一つ百円でした。 写真↓ 2. このうち、まず正4面体を頂点から鉛直下方にながめると、△になります。 写真↓ つまり、三次元空間において、上(頂点)からながめたら(正確に言うと、その立体の頂点から鉛直下方におりてその立体の中心まで下りて周りを眺めると)、3つの角が出るんですね。 つまり、この関係は、△ですから、円周(黄道黄経)を3分するのです。つまり、トラインですね。 トラインは、正4面体で世界を分けたとき、これを黄道円に落とすと、円が3分されるということなのです。 ちょっと絵が下手でわかりにくいので、正6面体で見ますよ。 3. 正6面体(普通のサイコロ型)を頂点から鉛直下方に見ると(正確に言うと、その立体の頂点から鉛直下方におりてその立体の中心まで下りて周りを眺めると(めんどくさいので、以下全て同じ))、6つの角が出るんですね 写真↓ つまり、正6面体は、世界を分けるとき、これを黄道円に落とすと、円を6分するのですよ。 これがセクスタイル*なのですね。 .   4. 同じように正8面体頂点から鉛直下方に見ると、4つの角が出るんですね つまり、正8面体は、世界を分けるとき、これを頂点から垂直に黄道円に落とすと、円を4分するのですよ。 これがスクエア🔲なのですね。絵は省略しますね。たぬちゃん余り絵がうまくないので(かわいい絵を描くのはは得意ですよ。)。 5. さて、次が分かりにくいのですが、正12面体に行ってみましょう写真↓ ほら、正12面体頂点から鉛直下方に見ると、12の角が出るんですね 見えにくいけどね ↓ つまり、正12面体は、世界を分けるとき、これを黄道円に落とすと、円を12分するのですよ。 これがセミセクスタイル<(30度)なのですね。 12分するのですが、12等分してないよ!という方はいいセンスしてます。それはまた今度ね。 6. 最後に正20面体も同様に頂点から鉛直下方に見ると、10の角が出ます。↓ 見やすくすると、こんな感じですよ...

㉝ いくつの種類のアスペクトがあるのかな? 7種類のアスペクト ~60スター西洋占星術シーズン3

60stars astrology 60スター西洋占星術 シーズン3 By Tokyo-Tanuki 日本語版 ㉝ 7つのアスペクト(角度)について  占星術にはいくつの種類アスペクトがあるのかな?~プラトン面体と7つのアスペクト 1. さて、星占いで使用する角度(アスペクト)ですが、ざっくりというと、以下の7つの種類があります。 A コンジャンクション(合)☌ 0度 これは、星と星が位置が重なるということです。位置が重なるというのは、基本的には、黄道黄経上の度数が同じ位置なるということなので、必ずしも、ピッタリ同じ位置に来るということではないですよ。 例えば、日食は、太陽と月がぴったり重なりますから、もちろんコンジャンクションです。でも、 太陽☉ と 月☽ がいつも重なっていたら、毎月日食が起こることになります。 普通は、黄道黄経は同じ度数でも、緯度が少しずれるので重ならないのです。重ならなくても、黄道黄経が同じ位置になれば、これを合(コンジャンクション)とします。 ただし、このコンジャンクションの中でも 蝕 (日食など) は別格です。 コンジャンクションの吉凶は、会合する星の性質によります。アスペクトの中では一番強い効力を持ちます。 B オッポジション(衝)☍  180度 これは、星と星とが、黄道黄経の反対側にある、ということです。例えば、太陽が黄道黄経10度(普通の12星座言うと、おひつじ座の10度)にあり、木星が黄道黄経の190度(普通の12星座でいえば、てんびん座の10度)にあるとき、180度になります。 吉凶混合ですが凶意の方が強いと言われます。これも、コンジャンクション☌ほどではないけれども、とても強いアスペクトです。 C トライン(三角)△  120度  これは、星と星とが、黄道黄経で120度の角度をとるということです。例えば、先の黄道黄経10度(おひつじ座の10度)に太陽がある人の場合、黄道黄経130度(しし座の10度)、黄道黄経250度(いて座の10度)に惑星があると、太陽と惑星はこのトラインの関係になります。効力も強く、 大吉角とされます 。 D セクスタイル(6分)  60度  これは、星と星とが、黄道黄経で60度の角度をとるということです。例えば、先の黄道黄経10度(おひつじ座の10度)に太陽がある人の場合、黄道黄経70度(ふたご座の10度...

㉜ 角度(アスペクト)の説明の前に~天体の意味を簡単にまとめたよ! 60スター西洋占星術シーズン3

60stars astrology 60スター西洋占星術 シーズン3 By Tokyo-Tanuki 日本語版   ㉜ 角度(アスペクト)の説明の前に~天体の意味/惑星について簡単に説明するよ! 1. さて、今日は、前回の続きですよ。  天体については、前回は ☉太陽 、 ☽ 月 、 ASC 、 M.C. について説明しましたね。  今回は、残りの 惑星 についての説明ですね。  天体には、上に書いた以外では、恒星があるのですが、これらのいくつかについては、シーズン4説明しますね。 2. ところで、 冥王星♇ は惑星か惑星じゃないのか?という問題が一時期天文学会で話題になりました。 冥王星 は、カロンちゃんという大きな衛星がついてますけど、 冥王星 自体は地球の月よりも小さいので、結局、惑星じゃないよ、ってことになりましたよね。 また、木星と火星の間に、小惑星帯ってのがあり、そこで一番大きいのは ケレス という星なんですけど、この子も、大きさがちっさいので、最初から、惑星じゃないよ、小惑星だよ、って言われてました。 そして、今、 冥王星 と ケレス は、準惑星と呼ばれるようになりました。簡単に言うと、惑星じゃないけどちょっと大きめの奴、ってくらいの感じですね でも、たぬちゃんの60スター西洋占星術では、 ケレスも、冥王星も、惑星として使いますよ 。なぜなら、ちゃんと法則にしたがった位置にあり、それぞれ意味がありますからね。 ボーデの法則ってやつですね。 a(惑星の軌道の半径(天文単位)) =0.4+0.3×2のn乗 nは地球を1とした場合、次の火星♂は2,その次は3,という風に続いていきます。いまのとこn=7の 海王星♆ まで見つかっているのですが、 海王星 は本来の位置よりちょっと内側にずれています。 ボーデの法則はただの偶然って言われてますけど、もし、この法則が正しい場合は、公転周期Pは、 P=√(aの3乗)    となり、 n=8の位置の惑星は、計算上、a=77.2天文単位の半径の周期を持っていて、公転周期は、√(77.2の3乗)=約680年で太陽の周りをまわっていると予想されるのですね。    さて、さきほどの ケレス (n=3)と 冥王星 は、本当は対で一個になります。 デーメーテール(ケレス)の娘ペルセポネーが冥王のハデスさん(プルートー)に連れ...