目次(INDEX)のページ
- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
60stars astrology
60スター西洋占星術 シーズン3
By Tokyo-Tanuki
日本語版
㉟ 7つのアスペクトと7つの正面体
1.前回、5個の正多面体とアスペクトの関係を書いたんですけど、たぶん、幾何学が好きな人は、
”120度のトライン△とか90度のスクエア🔲とか説明できても
0度のコンジャンクション☌とか、
180度のオッポジション☍とか、
説明してないじゃん”
"正多面体が5個しかないって、数学で証明されてるぞ”
”たぬちゃん頭大丈夫?”
などと考えるだろうと思うんですね。
で、今回はそこの説明ですよ。たぬちゃん文系ですからね。簡単に書きますよ。
2.正多面体が5個というのは、
"面が正多角形で書ける"、という前提での話ですね
たとえば、正6面体の面は 正方形でできてますし、正12面体の面は、正5角形でできてますよね。
たぬちゃんの場合、まず、正多面体の面が、正多角形でできている、っていう前提じゃないんですね。
正多面体というのは、三次元の空間の中で、その物体がとるすべての面の形が同じ正しい形(正多角形か正円)であればよいんですよ。
オイラーの多面体定理というのがあって、
頂点の数V-辺(エッジ)Eの数+面(フェイス)F=2
つまり、
V-E+F=2
すなわち、
F(面の数)=2-V+E
になるのが多面体なんですけど、
そこでまず、平面を考えてみましょう。三次元空間の中の平面は、裏と表があります。つまり1面体ではなくて、2面体なのです。
今、平面の正円〇(円盤)を考えると、裏と表は同じ形です。
頂点はどこでもいいんですけど、正円上のどこかに頂点を取ると、辺の数は、円をグルンと回って元に戻る線分(円周)があるだけなので、1つです。
そして、頂点は円周上のどこでもいいので、頂点Vの数は無限大(∞)、辺Eの数も頂点の数と同じなので無限大(∞)、面は2個。そうすると、オイラーの先ほどの式に無理やり当てはめると、
V-E+F=∞-∞+2(2面体なので)=2
もっと簡単に言うと、
F=2-∞+∞=2
となります。
つまり、正2面体というのは、三次元における正円です。
この正円を、プラトンの正多面体の時と同じように三次元空間において、頂点から眺めましょう。
そうすると、おお! "一" ということになります。直線が現れますね。
つまり、この場合、正円を頂点から見た直線が黄道円を分けるので、その角度は180度、ということになります。
これが衝(opposition☍)の説明となります。
OKかな?
興味ない人は飛ばしてね。
3.次にコンジャンクション☌の説明に入りますね。もうわかった人には分かったでしょうけど。
まず、空間中の球を考えます。
頂点を球の表面の1個どこかにとると、辺の数はどうなるかというと、辺が円の時と同様にグルンと回るとして、球の場合、辺は無限大個(∞)ですね。
頂点の数も無限大(∞)ですから、辺の数は無限大の二乗になります。
そうすると、先ほどのV-E+F=2を、
F=2-V+Eに変形して
これにV=∞、E=∞の2乗をあてはめると、
F=2-∞+∞の2乗 となります。
これを整理すると
F=∞(∞-1)+2
となります。ちょと変に見えますが、球は、∞(∞-1)+2 面体ということですね。
球を頂点からみて、これを黄道円に当てはめると、黄道円に重なってしまって黄道円を全く区分しません。つまり、その角度は360度、すなわち、0度の合(コンジャンクション☌)になります。
4.つまり、こうして、正2面体(円)、正4面体、正6面体、正8面体、正12面体、正20面体、球の7つの正面体が黄道円を分けたときの角度が、
いわゆる”アスペクト”というものなのですよ。
まあ、こういうのは面倒なので、無視してもいいんですよ。たぬちゃんは文系ですからね。
5.ここからは、ちょっとだけ興味がある人向けの補足です
先ほどの球の式を見てくださいね。
F=∞(∞ー1)+2
この球の式の( )の中の無限大∞を"1"に置きかえてみます。そうすると、
F=∞×(1-1)+2=2-∞+∞=2 となります。
これは、先ほどの2面体(F=2-∞+∞=2)と全く同じ式ですね。
つまり、2面体(正円)と球は同じ仲間なのですよ。円が∞に集まって球になるんですね!
6.以上、簡単にまとめると、正面体の個数は7個で、
二面体の仲間1 ⇒ 球体に進化するタイプ
二面体の仲間2 ⇒ 正多角形の面を増やしてゆくタイプ
の2種類があるんですね。
そして、天(球)と地(面)の間には、五個の正多面体があるのです。人間の活動領域はここになります。
人を示す数字は5。
天と地と人がそろえば、世界全体になって、その数字は7。
地獄に魅入られた人間(5+地1=6)を救うのが天
7は魔除けということです
昔から、このことは知られていて、定規(多角形)とコンパス(円)を組み合わせたシンボルマークの団体さんとか、
前方後円墳とかあるじゃないですか、あれですよ。
古代エジプトの船の絵と、日本の古墳から出てくる古代の船の絵が同じなのは、偶然ではないのですよ↓
今日はちょっと面倒な話でしたね!
次回からはライトにしますね!
Tanu-chan🔓 TOKYO-TANUKI💛
コメント
コメントを投稿